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ニュース 2016年

イエローレーザ光凝固装置 YLC-500 / イエロースキャンレーザ光凝固装置 YLC-500Vixi™を発売

2016/11/01

 当社は、「イエロースキャンレーザ光凝固装置 YLC-500 Vixi™」(以下、YLC-500 Vixi™)と「イエローレーザ光凝固装置 YLC-500」(以下、YLC-500)を発売いたします。

    販売名: イエローレーザ光凝固装置 YLC-500
    発売日: 2016年11月1日
    機器分類: 高度管理医療機器/特定保守管理、設置管理医療機器
    承認番号: 22800BZX00241000


 

 レーザ光凝固装置は、眼底疾患を熱凝固作用を利用して治療する際に、網膜にレーザを照射するために使用される医療機器です。当機は、光凝固においてグリーンレーザ(532nm)より眼内での光吸収・散乱による減衰が少ないイエローレーザ(577nm)( 注1)を使用しているため、患者への治療効果向上が期待されます。
 また、YLC-500 Vixi™は、一点照射だけでなく、指定したパターン(形状)でレーザを連続照射する“スキャンモード” という照射方法が搭載されています。(注2)適切なスキャンパターンを選択し、スキャンモードで照射することによって治療時間を短縮できるため、患者と術者双方の負担の軽減が期待できます。

注1:イエローレーザについて

577nm のイエローレーザは、グリーンレーザに比べて水晶体などの中間透光体(*1) の混濁に対する透過率が高いことから、低出力での治療が可能です。

 また、キサントフィル(*2) での吸収が少ないため、黄斑部周辺への効率の良い光凝固が可能です。網膜には視細胞(光を感じる細胞)があり、網膜の中心部に密集しています。中心部は黄斑(図1 参照)と呼ばれ、ものを見るために重要な部分です。黄斑は、キサントフィルという色素で覆われているため、吸収が少ないイエローレーザを使用することにより、患者への治療効果の向上が期待されます。


 

*1:眼球内で光が通過する部位の総称。角膜、前房、水晶体、硝子体を指す
*2:カロテノイド由来の黄色の色素のこと。このキサントフィルは、黄斑に豊富にあるといわれている

注2:レーザ照射モードについて

 スキャンデリバリを接続することで、一点へのレーザ照射(シングルモード)だけでなく、指定したパターンの範囲に、短時間・高出力で複数のレーザ照射(スキャンモード)が可能です。
 従来、光凝固を目的としたレーザ装置は、一点へのレーザ照射のため、治療箇所が広範囲におよぶ場合には、術者により照射位置を変更しながら複数回の照射が必要でした。スキャンパターン機能を使用した場合、術者が照射位置を変更することなく指定したパターンの範囲へ光凝固ができるため、治療時間が短縮され、患者と術者の負担を軽減した治療を可能にします。

豊富なラインアップ

今回のイエローレーザ光凝固装置発売により、光凝固装置の製品ラインアップが充実しました。必要な波長やデリバリから、用途に合わせた選択が可能です。


 

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