第3回FAI女性熱気球世界選手権
日時 | 2018年8月6日(月)~8月11日(土) |
---|---|
開催場所 | ナウェンチュフ,ポーランド |
関連リンク |
このイベントは終了いたしました。多くの皆様のご来場、誠にありがとうございました。
倉橋選手が「第3回FAI女性熱気球世界選手権」に出場しました。
第3回FAI女性熱気球世界選手権 | 32位 (参加気球数:33機) |
---|
大会概要
7日午前1Competion Flight:離陸地探しからスタート。良い場所を見つけられず少し角度はずれていたが、上空で修正できると判断しインフレ開始。最初のタスク1から4までは、大会の準備した地上のゴールを目指したがアプローチが上手くいかず良い結果ではなかった。借りたシリンダーの関係で総重量が重く、上下移動時の操作の精度を欠きゴールに合わせることができなかったことが原因。タスク5の3DTはドーナツの円の中心を宣言し空間に作ったドーナツの中でいかに距離を長くとるかという競技で、宣言時に高高度の角度変化を考えたプランができず距離を伸ばせなかった。
7日午後2Competion Flight:風が弱く、20分フライトして長く直線距離を進ませるという競技と、500ft以上離れた地点をパイロットが宣言する2タスク実施。日没の20時を過ぎても降りる場所がなく着陸に苦労した。初日の時点では23位。
8日午前3Competion Flight:離陸地を探してのフライト。風の情報を確認しながら選定して離陸。タスク9のCRTは採点エリアに時間の条件が加わるという競技。離陸後20度程西にズレてしまい、修正する風が無く、その後のタスク11まで近寄れず、タスク12の一定の距離の区間の通過する時間を宣言する競技、途中予測速度が変わってしまった。離陸地の選定判断が失敗だったと思われるが、選定時に風のデータのチェックが不十分で今後変わっていく予報等を見逃して判断したことが致命的だった。
8日午後4Competion Flight:2タスク実施、タスク13は空間に作られたエリア内を直線で一番長く飛ぶことを競う競技、エリアに入る前に地上から6000ftの高度制限ギリギリにして、エリア内に入ってからは高度を下げ地上風に合わせ、次のタスク14ではまた高度を上げてゴールでは下げてと上下移動が忙しいフライトとなった。
その後9日から11日までは、気圧配置が不安定で強風や雨等の天候不順のため、全て競技キャンセル。
パイロット倉橋選手のコメント
海外の大会は3回目ではありましたが、自分の判断力や技術面がまだまだ全体に力不足であったと感じました。
会場のあるナウェンチュフはポーランドの首都ワルシャワから南東方面、車で3時間弱位に位置し、大きな公園が中心にあって、週末には観光客で賑わっている、こじんまりとして素敵な町でした。現地の気候は、日中は30度くらいで暑かったですが、日本よりは湿度が低いので過ごしやすかった。フライトエリアとしては広大で、着陸地もあまり苦労しなかった。近隣には車で2時間以内で、旧市街やお城などの観光地もあり楽しめるエリアでした。
当社facebookページから、大会の動画がご覧いただけます。





