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ニュース 2009年

『さらに小さな切開創から安全に』進化した眼内レンズ挿入システム “ネックスロードシステムNZ-1”を新発売

2009/07/08

当社は、従来のモデルよりさらに小さい切開創から眼内レンズを挿入することができる、眼内レンズと挿入器具が一体となった「ネックスロードシステム NZ-1」を発売いたしました。

ネックスロードシステム NZ-1


発売日:7月1日(水)
機器分類:高度管理医療機器
販売名:ネックスロードシステム
モデル名:NZ-1
承認番号:21700BZZ00227000

白内障手術では濁った水晶体を取り出し、その代わりの役目を果たす「眼内レンズ」を挿入します。 近年、広く使用されているやわらかい素材の眼内レンズは、インジェクターと呼ばれる器具にセットするかまたはピンセットで折り曲げて眼内へ挿入します。 ニデック・ネックスロードシステムは、眼内レンズがあらかじめインジェクターに装填された一体型の挿入システムで、素早く、簡単に挿入できるよう設計されています。 また一体型挿入システムは、眼内レンズをインジェクターに装填する必要がなく直接レンズを眼内へ挿入できるため、術後感染症のリスクを低減できる(※1)と報告されており、最近の白内障手術において注目されてきています。

新製品のNZ-1は、当社従来モデルより『さらに小さな切開創から安全に』挿入ができることが特長です。

【進化した一体型挿入システム】

インジェクターの構成パーツを細部まで見直しました。 眼内レンズが射出されるノズル先端部デザインを工夫することにより外径を従来比約20%以上狭小化でき、従来モデルよりも小さな切開創(2.8mm)から安全に眼内レンズ挿入を実現します(従来品:3.2mm)。 また、ノズルから眼内レンズが押し出される際の動きも従来モデルより緩やかで安定しています。 小さな切開により、侵襲が少なく手術時の患者様の負担をより小さくできるほか医原性乱視(手術時の切開によって発生する角膜の歪み)もさらに軽減することが期待されます。

(※1)坪井ら アクリル眼内レンズ搭載プリセットインジェクター使用例の臨床成績 臨眼 62(10):1639-1642,2008

<インジェクターについて>

  • あらかじめ眼内レンズが装填されている“プリロードシステム”を採用。 レンズの装填の手間が不要で、無菌的にレンズ挿入ができる。
  • 使い捨て(ディスポーザブル)のため、洗浄、滅菌など保守管理の必要がない。

<眼内レンズについて>

  • 搭載される眼内レンズ「Nex-AcriRネックスアクリ」は、小さな切開創から挿入できるよう軟性素材(疎水性アクリル)でつくられている。
  • 長期埋植されたアクリル眼内レンズで問題とされているグリスニングやホワイトニングの発生が少ない素材を自社開発。

グリスニング、ホワイトニング
長期埋植された眼内レンズの光学部素材(ポリマー)中の微小な間隙(すきま)に、水分の貯留や、素材中の分子構造が異常をきたして透明性の低下や白濁のような現象が起きることを言う。視機能の低下が報告されている。

【参考情報】

眼内レンズの挿入について

 

眼内レンズを挿入する「インジェクター」は、注射器のような形をしています。 角膜(黒目)の輪部切開創から先端を入れて、眼内へレンズを押し出します。 切開創が原因により、乱視が引き起こされることもあります。 切開創が小さいほど患者様の負担が軽くなるため、小切開からの挿入が求められています。 このため、インジェクターの先端を細くすることや、レンズ自体を柔らかい素材で作り、できるだけ小さく折りたたんで眼内へ挿入する技術が重要となります。 また、折りたたんだレンズが、眼内でもとの形状に戻ることも重要です。


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