エキシマレーザ角膜手術装置 EC-5000 CXIII、日米欧で承認に
2007.10.03
平成19年10月1日、株式会社ニデック(本社:愛知県蒲郡市、社長:小澤秀雄)の エキシマレーザ角膜手術装置 EC-5000 CXIIIが、厚生労働省の承認を受けました。
同機は、全世界で約1,200台の出荷実績を持つEC-5000シリーズのフラッグシップ機として2005年から海外で販売しており、屈折矯正の高精度化を実施した機種です。 既にアメリカFDAの承認、ヨーロッパのCEマークを取得しているため、今回日米欧で承認を得たことになります。
エキシマレーザ角膜手術装置は、国内において平成10年4月に厚生省(現:厚生労働省)よりPTK(治療的角膜切除術)用としての承認を得て販売を開始し、平成12年1月にはPRK(屈折矯正術)、平成18年10月には近視LASIKの承認を取得しています。
EC-5000CXIIIでは、上記適用に加え、マルチポイントアブレーションが追加されました。 マルチポイントアブレーションは屈折矯正と共に角膜の微細な不整成分を除去する機能で、欧米で主流となっているカスタムアブレーション(各人の角膜に合った手術を行う方法、カスタマイズ)に用いられ、同機能の承認は国内初となります。
同機は、10月11日(木)から国立京都国際会館で開催される日本臨床眼科学会にて展示を予定しています。
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