使いやすさを追求した白内障・硝子体手術装置 Fortas™(フォルタス)を発売
2009.04.27
当社は、白内障・硝子体手術装置の使いやすさを追求し、現行機種より大幅に 改良を行った眼科用新型手術装置 Fortas™を発売いたします。
発売日: | 平成21年5月1日(金) |
---|---|
機器分類: | 高度管理医療機器/特定保守管理 |
販売名: | 白内障・硝子体手術装置 CV−30000 |
承認番号: | 22100BZX00109000 |
Fortas™は白内障・硝子体手術装置 CV−30000のペットネームです。 |
当社は、白内障手術、硝子体手術装置を日本国内で唯一開発・製造・販売している メーカーです。白内障に加え、硝子体手術も一台で施術できる本装置は、 今回の新型で3世代目となります。現行機種に次のような改良を加えたFortasTMは、 使いやすさ向上と、効率化を実現しました。
主な改良点
<白内障手術>
- 超音波発振方式に、新しくVIS(発振の振幅と周波数が異なる2つのパルスを同時に出力する)機能を搭載し、水晶体の乳化効率向上が可能。
- 超音波発振と吸引の自動制御による手術のリスク低減。
<硝子体手術>
- 従来装置より高速駆動する硝子体カッターにより、 デリケートな網膜付近の微細な処理が可能(2500→3000カット毎分)。
- 吸引圧、吸引流量、硝子体カッター、駆動速度の3つのパラメータ を同時に術者がコントロールすることが可能で、操作性と効率性を向上。
<その他>
- 操作性の高い15インチ液晶タッチパネルを採用。 画面表示に従いセットアップできるナビモードを搭載し、使いやすさを向上。
補足説明
<白内障手術とは>
加齢などで水晶体が濁り、視力が低下する病気です。 白内障で硬くなった水晶体を取り除くため、超音波発振する直径約1.0mmの 超音波チップを用いて、水晶体を乳化し、吸引します。
<硝子体手術とは>
糖尿病網膜症に代表される網膜の病気を治療するため、 眼球の硝子体という組織を硝子体カッターで切除しながら、 病変部位を外科的治療する手術です。
一覧へ戻る