先輩社員のメッセージ ソフトウェア設計 松原(2019年入社)

モノづくりは楽しい!
ソフトウェア設計
ソフトウェア設計五課
松原
2019年入社

仕事内容
NIDEK製品の多くは、マイコンが内蔵されており、ファームウェアと呼ばれるソフトウェアによって制御されています。製品の内部は、モーターやLED、カメラ、LANコントローラーなど、様々な部品で構成されており、これらを制御するプログラムが必要になります。
私は、前眼部の医療診断装置の製品チームに所属しており、主に眼圧や角膜を検査する製品のファームウェア開発チームの一員として仕事に取り組んでいます。
職場の雰囲気
ソフトウェア設計部は、ベテラン社員がチームリーダーを務めることが多く、若手社員が実装などの作業を行っています。
私は主に実装をすることが多く、経験不足からどうしたらよいものができるか悩むことが多々あります。悩んでいるときは、先輩や上司によく相談に行きますが、優しく親身になって相談に乗ってくれる方が多いです。先輩方は技術や専門知識に造詣が深い方が多くいらっしゃいますが、そういった知識を惜しげもなく教えていただくことができます。
若手社員向けの勉強会や、OS自作の会など有志の勉強会もあり、スキルを身に着けるための環境も整っています。必要があれば、周りの人に助けを借りながら仕事を進めることができているので、とても助かっています。
仕事をしていてうれしかったこと
ソフトウェア開発を行っていると、解決するべき課題が多く出てきます。例えば、”測定部をもう少しスムーズに駆動させたい”や”検査にかかる時間を短縮したい”など、様々な課題に直面します。こういった課題は、チームで議論を行い試行錯誤を繰り返すことで解決を図ります。
課題の一つとして、電動ジョイスティックがあり、私が実装を担当することになりました。実際に実装してみると思うように動かず、実験を行ったり、先輩方に相談したりしながら、意図通りに動いたときは何事にも代えがたい達成感を感じました。
入社の決め手
学生時代は医療機器に関する研究に取り組んでいたこともあり、漠然と医療機器メーカーに就職したいと思っていました。
就職活動で企業研究をしている中で、NIDEKの存在を知り、インターシップに参加することを決めました。インターシップでは、先輩社員の指導の下、ソフトウェアの設計変更に取り組みました。また、多くの社員の方たちと交流ができ会社の雰囲気も知ることができました。
OCT(光干渉断層計)の開発に携わっている方にお話を聞くことができ、製品開発に対する熱量をすごく持っている方だなという印象を受けたのを覚えています。インターシップに参加して、私も先輩方のような技術者になりたいと感じ入社しました。
就職活動中のみなさまへ
NIDEKは幅広い製品を、国内だけにとどまらず海外の様々な国に出荷しています。幅広く製品を開発しているため、いろいろな製品に接することができることが魅力の一つだと思います。
ソフトウェアの業務をとっても、ファームウェア開発、アプリケーション開発、検証業務など多くの業務があり、自分の興味がある分野を希望することができます。希望が必ずしも通るとは限りませんが、希望を上司に伝えやすい環境だと思います。
私は、モノづくりに興味があり、実際に実機を動かすことができるファームウェア開発を仕事にしたいと思い、今の仕事を選びました。実際に、仕事を体験してみると大変なこともありますが、興味がある分野なので、頑張ることができていると思います。興味があることを追求するところから、活動を始めてみるのもいいかもしれません。
8:00 | 出社 |
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出社したら、まずはメールやスケジュールを確認します。 | |
8:15 | 設計書の作成 |
要求仕様に基づき設計書を作成します。どのような設計にするのか考えながら、設計書に設計思想を記載します。 | |
12:15 | 昼食 |
食堂で同期と昼食を取ります。雑談や仕事の相談をすることで、よい気分転換になります。 | |
13:00 | 打ち合わせ |
プロジェクトのメンバーと業務の進捗状況や今後の予定を確認します。困っていることがあれば相談をします。 | |
14:00 | コーディング・テスト |
午前中に作成した設計書を確認しながら、コーディングを行います。コーディングを行ったら、テストを行います。 | |
16:00 | 動作確認 |
作成したプログラムを装置にロードし、実機での動作を確認します。意図通りに動作しない場合は、原因を考えて、設計書やソースコードの修正を繰り返し行います。 | |
18:00 | 帰宅 |
作業内容を日報にまとめたり、タスクの確認を行います。各種の確認が完了したら、帰宅します。 |