Past50Years,Next50Years
これまでの50年を基に、これからの50年を創る
1971年の創業以来、「見えないものを見えるようにしたい」「見えたものを認識できるようにしたい」「眼に関する優れた機器を作りたい」という想いのもと、医療、眼鏡機器、コーティングの3つの分野に事業を展開してきました。人々のQOV(Quality of Vision:視覚の質)・ QOL(Quality of Life:生活の質)維持に貢献できるよう、医療機器に携わるメーカーとして、さらなる技術革新を推し進め、皆さまの要望に叶うソリューションをご提供し続けます。
ニデック創業までの歩み
1953

興服産業(現 興和)での経験
創業者である小澤秀雄(初代代表取締役社長)は、1953年4月に興服産業に入社し、愛知県蒲郡市にあった光学機器部門に在籍しました。
1957

入社5年目の秋、米国留学
映写機用レンズの功績が認められ、米国に留学させてもらうことになりました。光学分野で世界最先端にあった米ロチェスター大学に入学し、レンズ設計を一から学び直しました。このとき、小澤は人間の眼の構造に深い関心を抱くようになりました。
1957

米国ロチェスター大学での出会い
米ロチェスター大学で、光学と電子工学を組み合わせた「オプトエレクトロニクス」を初めて知りました。当時の日本の光学メーカーは、レンズを磨いて解像度を競っていました。「電子工学を組み合わせれば、他社と違いが出せる。将来独立することがあれば、オプトエレクトロニクスを基にして事業展開しよう」と心に決めました。(写真右:小澤)
ニデックの50年の歴史
「目」に特化し、世界に挑戦
1971


株式会社ニデック誕生
「光学とエレクトロニクスの融合により眼科医療の発展に貢献したい」
こう考えた小澤は、1971年7月、社員7名の会社を立ち上げました。
「光学と電子工学の交点に新技術あり」と信じ、眼科医療分野でトップメーカーになることを誓って第一歩を踏み出しました。
1971


アナモフィックレンズ製作
映画撮影レンズ関係を取り扱うナック社からの受注。このレンズはその後、米国の映画「ジーザス・クライスト・スーパースター」の撮影に使用され、アカデミー賞の科学技術部門(現:アカデミー科学技術賞)にノミネートされました。
1974


コート部創設
眼科医療分野とは別にコート部を創設し、眼鏡レンズのマルチコートを開始しました。
1980



国産初のオートレフラクトメータ
「AR-2000」発売
1980年、オートレフラクトメータ(他覚式自動屈折度測定器)「AR-2000」の開発に成功。眼鏡を作る際に目の屈折度を測るもので、従来は数十分かかっていた検査が1秒ほどでできる画期的な装置でした。
眼内レンズ、視力矯正装置で躍進
1990



本社工場内にて眼内レンズの生産開始
眼内レンズとは、白内障で混濁した水晶体の代わりとなる人工レンズです。
白内障は、世界の失明原因の約50%を占めています。濁った水晶体を手術によって取り除いた後、取り除かれた水晶体の代わりに眼内レンズを挿入します。
1992



エキシマレーザー角膜屈折矯正装置
「EC-5000」発売
ニデック躍進の原動力になったのが、1992年に発売したエキシマレーザー角膜矯正装置「EC-5000」です。角膜の表面をレーザーで削り屈折力を変え、近視、遠視、乱視を矯正します。
「目」から「身体全体」へ
21世紀に新たな挑戦
1996



新たな事業ドメイン
“Eye&Health Care”を発表
創業25周年を迎えた1996年、事業領域を拡大し、“目”だけでなく“身体全体”に関わるようになりました。1999年には、再生医療分野における国内初の企業として「株式会社ジャパンティッシュエンジニアリング(J-TEC)」を設立しました。
新しい事業領域には、ニデックが人類の健康維持に携わり、平均寿命を延ばし、健康で快適な生活を提供したい、との想いを込めています。
2001


人工視覚の開発に着手
人工視覚の開発は、創業時からの夢であり、目標です。失明者の視覚系の網膜神経細胞を電気刺激することで創出される複数の光点を画像として認識させて視覚を再建する、インプラント型医療機器を目指しています。 READ MORE
2004


小澤秀雄会長が旭日綬章を受賞
2004年春の叙勲において、「旭日小綬章」を受章しました。祝賀会には当時の蒲郡市長や名古屋大学大学院教授をはじめ、全国から約230名の皆さまにお集まりいただきました。
2005


人工視覚の試作機を展示
2005年愛知万博「愛・地球博」NEDOパビリオンにて、試作機を展示しました。
2008


QOVとQOLに貢献する企業へ
2008年6月、代表取締役会長に小澤秀雄が就任し、代表取締役社長に小澤素生が就任しました。高度情報化、高齢化が進む中、弊社が社会において果たすべき役割も益々大きくなると考え、設立時の想いを大切にし、健康分野への貢献を通して成長してまいります。
ご挨拶
New
Visual Identity
カラー
シンボルマークの鮮やかな青色「ニデックブルー」は、ニデックが進むべき世界市場(大海)を表現しています。
創業時からのロゴマーク
2021年 創業50周年を機にデザインを一新
- シンボルマーク
ニデックブランドの大切なデザインとして展開するものです。目のイメージを残し、それを包み込む流麗なNをイメージしたラインで、右上がりの成長曲線も表現しています。目と同様に地球をも優しく包み込む、Global企業を目指したデザインです。
- ロゴマーク
-
未来に向けて
COMING SOON...