ニデック 3つの照射モードを搭載した小型炭酸ガスレーザ手術装置“COL-1015”新発売

2008.10.28

株式会社ニデック(本社:愛知県蒲郡市、代表取締役社長:小澤素生)は、皮膚科 ・形成外科・眼科手術などで広く用いられる炭酸ガスレーザで、パルス発振・ 小型スキャナーを装備した、“UniPulse™ COL-1015(ユニパルス シーオーエル1015)” を発売いたします。

販売名: 炭酸ガスレーザ手術装置 COL-1015
発売日: 11月1日(土)
機器分類: 高度管理医療機器/特定保守管理、設置管理医療機器
承認番号: 21500BZZ00550000
製品概要: 炭酸ガスレーザ手術装置及びレーザコアグレータ

近年、皮膚科・形成外科・眼科などの手術では、レーザを用いた治療が普及してきました。 レーザ治療の利点として挙げられるのは、出血が少ないこと、短時間で手術が終わることなどがレーザ治療の魅力ともいえます。

炭酸ガスレーザは、工業用以外に、医療用レーザメスとしても使われています。 10,600nmの人間の目では見えない遠赤外線レーザで、皮膚や粘膜などの切開・凝固・ 蒸散に使用されます。皮膚・形成外科分野では“いぼ”や“ほくろ”などのできものを 切除したり、眼科分野では眼瞼下垂(がんけんかすい)(まぶたの動きに関わる腱膜・神経・ 筋肉に異常が生じて上まぶたが垂れ下がって目が開きにくくなり、視界が狭くなったり物が見づらくなったりする状態)の手術に使用されます。

3つの照射モード選択

<参考資料>

  • 花粉症治療など組織を凝固させたいときや止血(出血を止める)に使用するCWモード(連続モード)。
  • “眼瞼下垂手術”、“いぼ”などの切除など周辺組織へのダメージを抑えた切開・蒸散が可能なUniPulse™(ユニパルス)モード。
  • 中年以降に発生し、加齢と共に増える良性腫瘍で皮膚の老化現象の一つとされる“脂漏性角化症”や“ほくろ”など、 表皮レベルの深さで均一でさらに安全な広範囲の蒸散が可能となったスキャナーモード。

<参考資料>

炭酸ガスレーザ手術装置“COL-1015”による切開・蒸散に使用する3つの照射イメージ

■ CWモード ■ UniPulse™モード ■ スキャナーモード
CO2 レーザ光 CO2 レーザ光 CO2 レーザ光

販売に関するお問合せ先: 株式会社ニデック 医療営業部 (TEL:0533-67-8890)

一覧へ戻る