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未来の世代の目を守る！出前授業を全国48の小中学校で実施
2025.03.18
当社は、目の健康に携わる企業として、小中学校の児童・生徒の皆さんに目の大切さをお伝えする出前授業を10年以上にわたり継続して実施しています。出前授業では、デジタル機器の長時間利用と近視の関係、デジタル機器と上手に付き合う方法など、目の健康のために心掛けていただきたいことをお伝えしています。2024年度は、合計48の小中学校（7,492名）でおこない、オンラインでも提供することで、その中の32校は愛知県外の学校を対象に実施しました。
オーストラリアのブライアン・ホールデン視覚研究所の調査結果によると2050年までに世界人口の半分は近視になると推計されています。日本も例外ではなく、文部科学省が発表した「令和5年度学校保健統計」(*1)によると、裸眼視力1.0未満の小学生の割合は全国で37.79％、中学生では60.93％であり、前年の過去最高値より改善されたものの、依然として高い割合が続いています。近視人口の増加の理由のひとつにデジタル機器の普及により近くを見る時間が長くなったことがあげられます。実際、出前授業を実施した学校にアンケートをおこなったところ、7割以上の教員が「デジタル機器の長時間の使用」を最重要課題だと考えています。
対策として「学校で目を大切にする取り組みをされている」と回答した学校は７割を超えました。生活・メディアチェックだけでなく、授業の始まりのチャイムに合わせ遠くを見る工夫をしている学校や、良い姿勢や外遊びを推奨するなど様々な取り組みがおこなわれています。
出前授業後の行動変容として、良い姿勢を意識し、モノと目の距離を30ｃｍ離すことを意識する児童・生徒が増えたという報告をいただいています。また児童・生徒の皆さんからは「一生使う目を大切にしたいと思った」「太陽の光を浴びて外で遊ぶのも大切だと知った」「寝る前のギリギリまでデジタル機器を見てしまう日が多かったので1時間前には終わらせるようにしたいです」など感想をいただきました。
今後も将来を担う子どもたちの目を守るために、出前授業を継続してまいります。
(*1) 文部科学省ウェブサイト、学校保健統計調査－令和5年度（確定値）の結果の概要
https://www.mext.go.jp/content/20241127-mxt_chousa02-000038854_1.pdf
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