先輩社員のメッセージ 臨床開発 Kさん(2019年入社)

開発臨床開発 Kさん(2019年入社)

安全な製品を世界に届けるために

仕事内容

臨床開発課での主な業務は医療機器の臨床評価業務になります。医療機器を評価するための臨床試験のコーディネートを行ったり、欧州CE Mark取得・維持、中国薬事申請を目的とする臨床評価報告書の作成を行います。
製品に関する医学的な知識や技術的な知識両方の知識を利用し、製品の有効性や安全性を証明していきます。ニデックには非常に幅広い製品があるので、臨床評価を実施するためにも非常に幅の広い知識が必要となります。そのために日ごろから文献を読んだり、学会等に参加し、しっかりと知識を収集しています。
臨床評価業務は非常に難しい業務ですが、ニデックのどの部署よりも積極的に勉強ができる部署だと思います。

職場の雰囲気

私の所属する部署では、文書作成等を黙々と進めていることが多いので、職場の雰囲気は非常に落ち着いた雰囲気です。しかし、皆さんそれぞれが様々な知識を持っていますので、打合せになると様々なアドバイスをいただくことができ、活気のある打ち合わせになることが多いです。
また治験など大きな業務を実施する際は多くの方々と協力しながら業務を進めていくことになるので、そういった業務を経験することで結束は他部署と比べ強い部署だと思います。

仕事をしていてうれしかったこと

臨床評価業務は非常に専門性が高い業務で、日頃から製品に関する医学的知識や技術的知識、さらには法規制に関する知識を収集する必要があります。そういった知識が重要となる場の一つに、会社の品質を保証をすることを目的とした監査というものが定期的に実施されます。
会社の信頼性に関わる重要な業務ですが、そういった場で自身が作成に関わった成果物をほめていただけたことがあり、その際に日頃の勉強が報われたように感じ、非常にうれしかったです。

入社の決め手

ニデックへの入社を決めた一番の決め手は、面接時のニデック社員の対応でした。入社後、イメージのギャップがないよう良くない点も含めてしっかりと説明していただき、それが非常に安心感につながったことを覚えています。
また学生時代の研究や自分自身のエピソードも親身になって聞いていただき、自分という個人に興味をもってもらえたことが非常に嬉しく、入社の決め手になりました。

就職活動中のみなさまへ

学生時代に勉強してきたことを直接仕事に活かすことができる人はほんの一握りかと思います。ただ働くうえでの基礎は学生時代の勉強が非常に重要になることは間違いないです。
就職活動は日々不安との戦いで、勉学になかなか集中できないかと思います。しかし、学生時代にやる勉強や研究はその時にしかできない非常に貴重な経験です。そういった勉学、研究の頑張りは就職活動中にも必ず評価されると思います。少なくとも私自身がニデックで面接を受けた際にはこういった点も大きく評価いただいたように思います。
面接練習やエントリーシートの記入等慣れないことの連続で大変かと思いますが、学生時代にしかできないことも思いっきり、頑張ってください。

とある1日のスケジュール
08:25
出社/ラジオ体操/朝礼
朝はラジオ体操を実施後、朝礼で全社連絡を確認します。
08:45
メールの確認
問い合わせや依頼事項を確認し、対応します。
09:30
臨床評価資料の作成
社内での製品資料や眼科に関連する文献を確認しながら、NIDEK製品の臨床評価資料を作成します。
12:00
昼食
持参したお弁当を食べます。 食堂で同期と食べたり、ゆっくりしたいときは自席で昼食をとります。
13:00
臨床評価の要否判断
開発課からの依頼で製品の設計や設計変更に伴い、臨床評価が必要になるかどうか製品の特性や設計変更の内容に基づき判断します。
15:00
打ち合わせ
部内のプロジェクトや欧州のガイダンスの要求事項への対応、治験業務の進捗共有のために打ち合わせを実施します。
16:00
会議内容のまとめ
打ち合わせの中で決定した内容を議事録にまとめます。プロジェクトに途中から参加した方々が経緯を確認したりするために重要な資料となります。
17:30
退社
対応が必要な案件等を整理し、帰宅します。

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