令和5年度 知財功労賞「特許庁長官表彰」を受賞

2023.04.19

当社は、経済産業省と特許庁が実施している令和5年度「知財功労賞」において、知的財産権制度活用優良企業として「特許庁長官表彰」を受賞しました。今回の受賞は平成16年度の「経済産業大臣表彰」に続き、2回目の受賞です。
「知財功労賞」は、毎年4月18日の「発明の日」に、知的財産権制度の発展及び普及・啓発に貢献のあった個人や、制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対して「知的財産権制度活用優良企業等表彰」として表彰するものです。

濱野特許庁長官(中央左) と当社代表取締役社長 小澤 素生(中央右)

受賞ポイント

1 知財部が経営を支援する経営参謀となり、経営の意思決定に知財が活用され、顧客起点での価値提供に知財部が関与することを目指して知財戦略を策定している。また、開発部門毎の知財活動を可視化した知財経営シートを作成し、開発部門や経営層との連携ツールとして活用している。
2 知財経営シートは、自社及び他社出願状況、製品開発ロードマップ、市場情報等を可視化し、経営層や事業部の視点を踏まえた出願や権利更新戦略等の知財活動方針をまとめたものであり、IPランドスケープによる分析結果も加味されている。効果として将来的に必要な技術を事前に出願でき、または現製品の差別化が確実にでき、技術優位性を確保できることや、知財コストを適正化できることが挙げられる。
3 特許出願明細書の約7割を内製することにより、将来の技術の活用法を深く検討できるようになり、IPランドスケープで必要な仮説提案力を醸成している。

本受賞ポイントは、特許庁HP 『令和5 年度「知財功労賞」について』ページにも掲載されています。
知的財産権制度活用優良企業等「株式会社ニデック」のページを見る

当社は、今後も知財の力をより一層活用し、企業およびブランド価値の向上に努めて参ります。

一覧へ戻る