オート無散瞳眼底カメラ「AFC-230」が好評!

2008.08.19

株式会社ニデック(本社:愛知県蒲郡市、代表取締役社長:小澤素生)は、 従来から高い評価を得ているオート無散瞳(さんどう)眼底カメラの「AFC-210」に加え、 より操作性の高い「AFC-230」を2008年6月20日より発売し、眼科医療施設のみならず 健診施設でも高い評価を得ています。

近年、眼底検査の重要性が非常に高まっています。 平成20年4月より義務化された特定健康診査(いわゆるメタボ健診)では、 眼底検査が“詳細な健診の項目のひとつ”となっています。眼底検査は、 網膜の病気だけでなく、糖尿病等の生活習慣病の早期発見(スクリーニング)にも 大変有用な検査です。検査精度をあげるため、眼底カメラにはより高精細な画像が求められています。

撮影後の眼底画像は、35mmフィルムやポラロイドフィルム等のアナログ媒体が主流でしたが 、高精細な画像にて検査を行うことができる、眼底画像のデジタル移行が急速に進んでいます。また、2008年2月、日本ポラロイド株式会社がポラロイドフィルムの生産、 販売の終了を発表したことも、眼底画像のデジタル化が進む一因でもあります。

「AFC-230」は、眼底画像のデジタル化だけでなく、高機能画像ファイリングソフトを搭載しています。これにより、より充実した眼底検査を可能とし 、経過観察の質と効率を高めました。

当社は、「AFC-230」発売と同時に、眼底カメラから眼底写真を直接印刷 することができるダイレクトプリントタイプの「AFC-210 TypeD」も新たに発売しました 。従来機種の「AFC-210」とともに、医療現場の要望に合わせた3タイプのオート無散瞳 眼底カメラにて、今後さらなる需要が見込まれる市場に対応していきます。

<参考資料>

特定健康審査(メタボ健診)について:
平成20年4月より義務化された、メタボリック(内臓脂肪)症候群の改善を目的とした特定健診・特定保健指導。身体計測、血圧測定、血液検査、検尿などの 基本的な項目に加え、医師が必要と認めた場合は詳細な健診の項目として心電図や眼底検査を行う。

眼底カメラについて:
眼の疾患などを確認するために眼底写真を撮影する医療機器。 眼底の検査は、網膜剥離などの疾患のほか、毛細血管の様子が見やすいことから 糖尿病検査などにも使われる。

オート無散瞳眼底カメラAFCシリーズについて:
オートトラッキング(眼底撮影時の装置の自動位置合わせ)、オートフォーカス (眼底ピント自動合わせ)、オートショット(自動撮影)を可能としたオート撮影機能を搭載し、経験が浅くても簡単に眼底撮影が可能な装置。高解像度カメラを搭載しており 、高精細な眼底撮影が可能。

AFC-230
画像ファイリングソフト装備タイプ(3Dオートトラッキング&1,280万画素カメラ搭載)
販売名  : オート無散瞳眼底カメラ AFC-230
機器分類: 管理医療機器/特定保守管理医療機器
認証番号: 219AABZX00273000
AFC-210
画像ファイリングソフト装備タイプ(1Dオートトラッキング&1,280万画素カメラ搭載)
販売名  : オート無散瞳眼底カメラ AFC-210
機器分類: 管理医療機器/特定保守管理医療機器
認証番号: 219AABZX00010000
AFC-210 TypeD
ダイレクトプリントタイプ(1Dオートトラッキング&1,000万画素以上カメラ搭載)
販売名  : オート無散瞳眼底カメラ AFC-210
機器分類: 管理医療機器/特定保守管理医療機器
認証番号: 219AABZX00010000

販売に関するお問合せ先: 株式会社ニデック 医療営業部 (TEL:0533-67-8890)

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