ベトナムにおける糖尿病網膜症早期発見のためニデック眼底カメラが稼働開始

2024.08.19

株式会社ニデック(本社: 愛知県蒲郡市、代表取締役社長: 小澤素生) は、Orbis International(以下、Orbis)がベトナムで進めるAI機能を活用した糖尿病網膜症のスクリーニングプロジェクトをサポートするため、眼底カメラ6台を寄付しました。この度、当社のベトナム代理店であるVietcan Service & Trading Joint Stock Companyによる製品の設置とトレーニングが終了し、プロジェクトが開始しました。このプロジェクトでは3年間で72,000名もの糖尿病患者の眼をスクリーニングします。

当社の眼底カメラはOrbisが開発したAI機能と共にベトナム3省にある6つの医療センターで活用されます。より多くの糖尿病患者が眼の検査を受診することができ、糖尿病網膜症の早期発見に貢献します。

このプロジェクトはベトナムで増加している糖尿病網膜症の危機に立ち向かいます。ベトナムにおける糖尿病患者数は約700万人で、その数は2030年までに5倍にまで増加する見込みです。すべての糖尿病患者は失明の危機にある糖尿病網膜症を患う可能性があり、早期発見が重要な予防策です。

当社はこのプロジェクトに協力できることを誇りに思い、Orbisのこの活動を今後も支援します。

(画像提供: Orbis International)

 

 

Orbis Internationalによるニュースリリース(英文)
「AI-led eye screenings launch in Vietnam」
https://www.orbis.org/en/news/2024/ai-diabetic-retinopathy

当社とOrbisの協業開始に関するニュースリリース(和文)
「ベトナムでのAI(人工知能)を活用した眼のスクリーニング検査拡大に向けてOrbis Internationalと提携」
https://www.nidek.co.jp/news-event/news/entry-5036.html

 

問い合わせ先
株式会社ニデック
秘書広報課
info@nidek.co.jp

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