乱視用レンズを含む眼内レンズシリーズが登場 「ネックスロードNPシリーズ NP-T/NP-1/NP-1C」を発売

2024.02.01

当社は2月1日(木)に、白内障手術で用いるレンズと挿入器具が一体となった「ネックスロードNPシリーズ NP-T/ NP-1/ NP-1C」を発売いたします。

白内障は眼の中の水晶体が白く濁り見えづらくなる疾患で、加齢が主な原因といわれています。白内障手術では白く濁った水晶体を取り除き、その代わりとなる「眼内レンズ」を挿入します。国内における白内障の手術件数は年間約160万件(*1)で、白内障患者の約3分の1が乱視(*2)であるといわれています。
「ネックスロードNPトーリック NP-T(以下、NP-T)」は、水晶体嚢内での固定に定評のあるAktis SPシリーズにおいて、初の乱視用眼内レンズです。長期にわたり視力矯正効果(*3)を発揮しながら、同時に乱視を打ち消すことで、高いQOV(クオリティー・オブ・ビジョン)を提供します。
NP-T、NP-1、NP-1Cに採用したインジェクターは先端のノズル形状が小さく、小切開でのレンズ挿入が可能なため、患者さまの負担や感染症リスクを抑えた清潔で安全な手術をおこなうことができます。

 

*1:厚生労働省「第6回NDBオープンデータ」、内閣府「出生数、合計特殊出生率の推移」参照、内閣府「令和元年中の道路交通事故の状況」参照
*2:三宅俊之, 神谷和孝, 天野理恵ほか:白内障手術前の角膜乱視. 日眼会誌, 115: 447-453, 2011参照
*3:術後6ヵ月経過時点で91.7%の患者が球面付加視力0.8以上を保持。(治験データより)

 

販売名 ネックスロード NP
トーリック
発売日 2024年2月1日
機器分類 高度管理医療機器
承認番号 30400BZX00127000
販売名 ネックスロード NP
発売日 2024年2月1日
機器分類 高度管理医療機器
承認番号 30400BZX00063000
販売名 ネックスロード NP
クリア
発売日 2024年2月1日
機器分類 高度管理医療機器
承認番号 30400BZX00093000

当社は、今後も技術力と柔軟な発想を活かした幅広い製品ラインアップを展開し、市場のニーズにお応えしてまいります。

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