測定スピードがさらにアップしたオートレンズメーター LM-1800PDを発売
2011.01.28
オートレンズメータ LM-1800PD |
当社は、2月1日(火)に、オートレンズメータ LM-1800PDを発売いたします。当社のレンズメータのラインアップでは、最高位のモデルです。
販売名: | オートレンズメータ LM-1800PD |
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発売日: | 2011年2月1日(火) |
レンズメータとは、眼科・眼鏡店などで、レンズの度数や乱視軸*1などを測定する機械です。メガネレンズは、各人の眼に合わせて処方することで視力を矯正できるため、使われているレンズの正確な情報を、どの眼科・眼鏡店でも把握できる機械が必要になります。
LM-1800PDでは、”108ポイントマルチエリア測定”方式を採用し、瞬時に正確なレンズ測定結果を得ることができます。本モデルでは、測定をさらに高速化し、従来モデル比2.5倍のスピードを実現しました。また、測定が難しい累進レンズ*2もすばやく測定ができ、新機構の近用ワイド測定機能により、測定範囲も大幅に拡大しました。さらに、高精細カラーLCDタッチパネル、チルト機能ディスプレイを採用し、操作性・視認性も向上しました。
当社は、これからも眼科・眼鏡店の皆様のニーズにお応えできる製品開発を進めてまいります。
<その他 LM−1800PDの特徴>
・近用部ワイド測定機能
新機構の”レンズアシストテーブル”により、累進レンズメガネ下端の近用部測定時も、レンズテーブルから外れてしまうことなく、眼鏡をセットしたまま測定可能になり、測定範囲が大幅に拡大しました。
・5.7インチ高精細カラーLCDタッチパネル画面採用
ディスプレイには、高速測定でも画面に残像が見えないTFT-LCDというパネルを採用し、視認性が向上しました。また、操作はタッチパネルでおこなえるため、よりスムーズな測定が可能になりました。画面角度は30°ずつ変えられるため、見やすい角度に調整できます。
・充実したインターフェイス
4つのインターフェイスを搭載しており、検眼装置・パソコン・バーコードリーダを使用したシステム接続のほか、当社の”Eye Careカードシステム”も内蔵されており、コードレスでデータを転送することができます。
【*1 乱視軸について】
乱視軸とは、乱視のある方向のこと。眼は球体をしており、どの方向に乱視があるかによって、乱視の種類が決まる。乱視の種類により、縦にぼやけたり、横にぼやけたり、何個も同じものがぼやけて見えたりするため、レンズを処方するときには、この方向に合わせて作成し、適切に矯正する必要がある。
【*2 累進レンズについて】
一般的には「境目の無い遠近両用めがね」と言われるもので、レンズの上方に遠くを見る部分があり、徐々に度数を変化させ、下方に手元を見る部分があるように設計されたレンズ。最近では、日常生活用としての遠近両用タイプと室内用としての中近タイプ、パソコン用など近くの作業に適した近近タイプなどがある。
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