角膜形状/ 屈折力解析装置の新モデル「OPD-Scan®lll VS」発売
2016.12.14
当社は、角膜の形状や眼の屈折状態を詳細に測定する角膜形状/ 屈折力解析装置OPD-Scan lll のラインアップに、「OPD-Scan lll VS」を追加しました。
販売名: 角膜形状/屈折力解析装置 OPD-Scan lll
発売日: 2016年12月1日
機器分類: 一般医療機器
届出番号: 23B1X00023000135
広範囲な領域で測定された眼の屈折度や角膜形状のデータなどを解析することで、見にくさの要因を推測できます。

今回ラインアップに追加されたOPD-Scan lll VS は、既存装置のOPD-Scan lll の機能をシンプル化し、分かりやすくまとめた次の3 つのレポートを表示できます。
①基本情報レポート( 被検者の眼の状態を総合的に評価するための基本情報画面)
②シミュレーションレポート( 収差解析の結果から被検者の見え方をシミュレーションする画面)
③眼図レポート( 被検者への説明用画面)
特にシミュレーションレポートでは被検者の見え方をシミュレーションできるため、被検者への説明に有用です。また、これらのレポートはWEB ブラウザ機能により、市販のタブレットなどの各種端末でも表示でき、装置から離れた場所でも測定結果の説明ができます。
見にくさの要因を確認する3 つのレポート
①基本情報レポート
被検者の眼の状態を総合的に評価するための基本情報画面です。左右の眼の測定結果が同じ画面上に表示され、眼の屈折度や角膜形状などを一度に確認できます。

②シミュレーションレポート
昼に裸眼で見た場合、夜に裸眼で見た場合、眼鏡を昼に装用した場合、夜に装用した場合、といった状況下での見え方と、コントラストによる視力への影響を表したグラフが1 つの画面上に表示され、被検者の見え方をイメージすることができます。

③眼図レポート
眼の状態を表す複数のマップと眼図を組み合わせることで、眼のどの位置の測定結果なのか一目で確認できます。また、昼夜間のマップを比較することで、瞳孔径の違いによる視力への影響を確認でき、夜間の見にくさを訴える被検者に夜間用の眼鏡を提案することが可能です。

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