高輝度オレンジファイバーレーザ、応用物理学会の要素技術開発のトピックスに選出

2007.09.13

株式会社ニデック(本社:愛知県蒲郡市、代表取締役社長:小澤秀雄)が、次世代の眼科向けレーザ手術装置として開発を進める高輝度オレンジファイバーレーザの要素技術開発の発表が、2007年秋季第68回応用物理学会において、注目すべきトピックスとして選出されました。

平成19年9月5日(水)北海道工業大学にて、2007年秋季第68回応用物理学会が開催されました。 またこれに先立って、平成19年8月29日(水)、東京都千代田区の九段会館にて、プレス関係者向けに注目すべきトピックスとして事前発表を行いました。

オレンジファイバーレーザは、現在眼科手術に利用されているガスレーザ、半導体レーザなどに比べ、輝度(一定の面積から放射できる明るさ)を高くできる特性があり、照射されるレーザビームのサイズを約10分の1(約5µm)にできます。 現行装置では患部周辺に広く照射するレーザが、高輝度レーザ手術装置で病変細胞に範囲を絞った微小スポット照射をすることで、身体へのダメージをより軽減することが可能になり、更に超微細手術(マイクロサージェリー)技術等、様々な応用が期待できます。

株式会社ニデックは、今後も”Eye & Health Care”を事業領域に、健康で快適な社会作りに積極的に貢献して参ります。

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