「みえない」ことを理解する。社内イベント「NIDEK Sight Day 2025」を開催

2026.02.27

当社は、2026年1月16日(金)、1月23日(金)、2月20日(金)の3日間に渡り、社員が視覚障がいについて理解を深め、当社の技術や社会的使命を再認識する機会として社内イベント「NIDEK Sight Day 2025」を開催しました。
眼科医療機器メーカーとして、視覚に障がいのある方々の生活や見え方について社員が学ぶことは重要です。このイベントは、当社SDGsのパーパスである『「みる」喜びと健康を技術で支え、変わらない安心を世界へ届ける』の実現に向け、「みえない」ことへの理解を深め、他者への思いやりの心を育むことを目的としています。

 

当社は、「みる」を支える企業として、視覚障がいへの理解を深める活動と、医療技術の発展を通じた社会への価値提供を継続してまいります。

■イベント概要(3部構成)
1月16日(金) Day1:「視覚障がいを支える技術と社会」講演

 

「視覚障がいを支える技術と社会」をテーマに、視覚障がいの種類と生活への影響、世の中で活用されている支援技術の概要、社会課題と私たちの役割について、当社社員が講師となり講演をおこないました。

 

【参加した社員の声(抜粋)

・視覚障がいを持つ方々がどのような生活を送り、どのような支援を必要としているのか知識が乏しかったため、このような機会に理解を深めることができ、非常に良い経験となった。

・「みえない」ことへの理解が深まった。みえないことがいかに大変なことか、またその方たちがどのような景色を見ているのか知ることができた。

 

 

1月23日(金) Day2:人工網膜システムの見え方体験&視覚障害体験

 

当社が2001年から研究開発をおこなっている「人工網膜システム」の見え方をシミュレーションし、当社技術について、また視覚を補う技術が持つ可能性について理解を深めました。
加えて、アイマスクと「ロービジョン体験キット」を使用し、全盲の状態、視野が狭くなった状態を疑似的に体験しました(*)。アイマスクをして硬貨をカウントする、ペットボトルからコップに水を移し替える、視野が狭い状態で新聞を読む、PCを操作する、箱を積み上げる、野菜を切ってお皿に並べる、など日常的な動作がいかに大変であるかを知る機会を提供しました。
*体験は、安全に十分に配慮したうえで実施しました。

 

【参加した社員の声(抜粋)】

・人工網膜システムの見え方体験は、当社社員だからこそ得られた機会だと思う。当社の事業が具体的にどのような助けになるのか知る機会が得られて良かった。

・参加した後、普段自分が過ごしている世界の見え方が変わった(例えば、視覚障がいを持つ方は、会社や家で普段と物の置き場所が変わっていたらどれほど困るだろう・・・など)。疑問を持つだけでなく、その疑問をどうやったらいろいろな改善につなげられるのか、考えてみたいと思った。

 

 

 

 

2月20日(金) Day3:「ブラインド・コミュニケーターの世界へようこそ!」

 

ブラインド・コミュニケーター 石井 健介氏によるトークイベントを開催しました。視覚障がいのある暮らしや、人とのコミュニケーションのあり方を、石井氏ならではの視点からエピソードを交えながらお話しいただきました。また、ワークショップとして「雑談型アート鑑賞」を実施し、石井氏と参加者同士が対話しながら絵画を楽しむ体験型のプログラムもおこなわれました。
会場は終始和やかな雰囲気に包まれ、参加者にとって新たな気づきや発見の多い時間となりました。

 

ブラインド・コミュニケーター 石井健介氏のHPへのリンク(外部サイトが開きます)

 

 

【参加した社員の声(抜粋)】

・「見えないことが不幸ではなく、世の中に優しい人がたくさんいることに気づけた」という石井さんのご発言に感銘を受けた。自分の考え方を見つめ直す非常に良いきっかけとなった。

・石井さんのお話はとても引き込まれ、もっと聞きたいと思った。すごく明るく日々の体験を話してくださり、視覚に障害を持つことへの理解がより深まった。

・石井さんのワークショップのアプローチ方法が印象的だった。「見えない人はこんなに苦労しているんだよ」というメッセージではなく、「楽しかったでしょう。またやってみてね。」と伝えていることに、とても勇気づけられた。

・晴眼者と視覚障がい者の垣根を低くして、理解を深めることから始めようという温かい会だったと思う。

 

「雑談型アート鑑賞」を体験している様子①

「雑談型アート鑑賞」を体験している様子②

 

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